自信を持って!お焼香の作法
「前の人と同じ」で大丈夫?
お通夜やお葬式で自分の順番が近づいてくると、「あれ、お焼香ってどうやるんだっけ?」「前の人と同じようにすればいいのかな…」とドキドキしてしまうことはありませんか?
実は、お焼香の作法は宗派によって大きく異なります。前の人が必ずしも自分と同じ宗派とは限らないため、ご自身の宗派(浄土真宗本願寺派)の作法をしっかり覚えておくと安心です。
浄土真宗本願寺派(お西)のお焼香の手順
浄土真宗本願寺派のお焼香は非常にシンプルです。ポイントは「回数は1回」そして「額にいただかない(押し頂かない)」という点です。
- 焼香台の前へ進み、一揖(いちゆう=軽く一礼)します。
- 右手でお香を一つまみし、そのまま(額にいただかずに)香炉へくべます。
- 合掌し、「南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)」とお念仏を称え、深く礼拝します。
- 一歩下がり、再び一揖(軽く一礼)して席に戻ります。
なぜ「額にいただかない」の?
お香を額の高さまで持ち上げる動作(押し頂く)は、仏様へお香を捧げる「供養」の意味合いがあります。しかし、浄土真宗では「すでに仏様の方から私たちを救おうと働いてくださっている(お慈悲)」と考えるため、私たちが仏様のご機嫌をとったり供養したりする必要がないのです。そのため、そのまま静かにお香をくべます。
これからは自信を持って、堂々とお焼香してくださいね!